![]() 宇宙専用FUJINONレンズが月に向かって出発しました。 |
月周回衛星「かぐや」は、月面からおよそ100kmの上空を周回し月面を探査します。 私たちが夜空に見上げる、月は、どのように誕生したのか。そして、どんなプロセスを経て、現在の月になったのか。「かぐや」は、月の科学の核心に迫るために、およそ1年間にわたって15の観測ミッションを行い、様々なデータを収集します。 「かぐや」のプロジェクトは、アポロ計画以来、最大規模の本格的な月探査として、各国からの注目を集めています。 |
「かぐや」に搭載された地形カメラは、10mの物体を識別できる史上初の高解像度で月面を立体的にビジュアル化。月全体の地形データを立体的に取得し月の全球地形図をつくります。 鉱物調査カメラは、別名マルチバンドイメージャ。9つの観測バンドで鉱物の分布を探査します。20mの物体を識別できる従来より一桁精細な解像度で月の全球にわたって鉱物の分布を調べます。 100km離れたところにある10m、20mの物体を識別する高い解像度をFUJIFILMの光学技術が支えています。 |