生ビール&FUJIFILM 生ビールを旨くする。

生ビール&FUJIFILM 生ビールを旨くする。

生ビールを缶や瓶に詰める直前に、酵母をろ過するフィルターをFUJIFILMがつくっています。
このフィルターの登場により、缶・瓶ビールの品質保証が安定し、結果、熱処理しない生ビールがご家庭に広まりました。
写真用フィルムに微小な穴をあけることから発展したFUJIFILMのフィルター技術が、皆さんが飲んでいるおいしい一杯に生かされています。

1.写真フィルムの技術が、生ビールになった !?

FUJIFILMの創業以来の基盤技術に、写真フイルムの技術があります。
ここでは、その技術が、進化して、進化して、進化して、みなさんが今飲んでいる「生ビール」づくりに貢献した!という、トリビア的なお話をご紹介します。
写真フィルムの技術が、生ビールになった !?

2.フィルムに、穴をあけたら? 素材をかえたら?

FUJIFILMは、写真フィルム技術をベースに、もっと他に何かできないだろうか?と考えて、ある2つの発想に挑戦しました。
1フィルムに小さな穴をあけるという発想。2フィルム以外の素材に置きかえてみようという発想。/2.フィルム以外の素材に置きかえてみようという発想。
photo この2つの研究が、ドッキングして、長い年月をかけて、多孔質フィルターが完成。
極小の穴が無数にあいている、その多孔質フィルターは、1ミクロン未満の微小なものまでキャッチするという、類まれな性能を持っていたのです。

3.生ビールの時代をつくった!酵母をろ過するフィルター、完成。

1970年以来、FUJIFILMは、ビールメーカー各社と新しいうまさのビール開発のお手伝いをしていました。
ビール製造の最終過程では、缶や瓶の中で味が変わらないように「酵母をろ過する」というプロセスがあるのですが、ある日、先ほどご紹介した「多孔質フィルター」が、その酵母を見事にキャッチ!したのです。
多孔質フィルター拡大図
生ビール工場
このフィルターの登場をはじめとする技術革新により、酵母の除去が完全保証され、それまで必要だった熱処理が不要となり、ビールの常識が変わりました。
当時、専門店でしか味わえなかった生ビールが、缶や瓶のおいしい生ビールとなって、ご家庭に広まっていったのです。乾杯!

※生ビールの製造には、このフィルターを使用しない製法もあります。

4.ビール会社の人たちと、タッグを組んで、やっとできた生ビールのうまさは、格別でした。

長い年月をかけたビールの誕生に、FUJIFILM技術陣もビール会社の人たちと一緒に酔いしれました。 その新しいうまさのビールは、開発にたずさわった長い月日の疲れを吹き飛ばすおいしさでした。
それが、みなさんが今飲んでいる「生ビール」なのです。
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5.進化をやめない技術。フィルム→ビール→ .....さて、その次は?

さて、多孔質フィルターのお話は、まだまだ続きます。
あらゆる微小なものをキャッチするという、その類まれな性能は、研究を重ねるたびに、精度を上げて、進化をとげ、2007年の今日、生ビールとは、また別の場所で、活躍しているのです。

6.血液検査も、DNA抽出も、このフィルター技術で!

まさか、血液中の成分やDNAまでキャッチしているとは、思わなかったのでは?
健康診断でおなじみの血液生化学検査でも、遺伝子鑑定、食品のトレーサビリティー、犯罪捜査など、DNA検査の現場でも、その多孔質フィルター技術は活躍しています。

富士フイルムの事業領域:産業用機材

DNAの模型
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